例年にない大雪により、岩見沢市の積雪量は160cmを超えました。
市では、降雪の状況に応じて市道の除雪を行っており、なかでも通勤や通学、通院に不可欠なバス路線や幹線の排雪を優先的に行っています。
しかしながら、降雪が連日に渡り続いていることから、除排雪をしたばかりの道路が再び雪で狭くなるなど道路交通の確保が難しい状況となっています。
つきましては、市民の皆様には次の点にご留意いただくとともに、この豪雪を乗り切るためのご協力をお願いいたします。
岩見沢市の除雪は、限られた時間内での作業となることから、「雪を道路の左右にかき分ける方式」をとっています。このため、かき分けた雪が各家庭の玄関前や車庫前に寄せられます。
また、道路の路肩の雪がこぼれ落ちて間口に積もることもありますが、これらの間口の雪の処理は各家庭で行うようお願いします。
道路除雪は深夜から朝方にかけて行われますが、除雪後に自宅の雪を道路に出すと、せっかく除雪した道路が雪で狭くなり、自家用車や緊急車両の通行が妨げられます。その結果、渋滞の発生やバスの遅延・運休につながり、正常な道路交通を確保することが難しくなります。
また、道路に出した雪は近所の他の世帯の置き雪となり近所迷惑にもつながります。
自宅の雪は、ご自身の所有地内に堆積するか、業者を使って排雪するなどの処置をお願いします。
道路に駐車車両があると、除雪作業に支障をきたすだけでなく、救急車や消防車などの緊急車両の通行を妨げることになります。路上駐車は絶対にやめてください。
幹線以外の多くの生活道路については道幅が狭くなっており、対向車とすれ違うことが難しい状況です。一時的に広がっている空間を利用するなど、お互いに譲り合って運転をしましょう。
市内のどの地域においても、道路の路肩に高い雪壁ができています。自動車で交差点に進入する際や徒歩で横断歩道を渡る場合は、左右をしっかりと確認のうえ、ゆっくりと進みましょう。